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友達がギムナジウム時代に授業でやったという、ホフマンの「Der Sandmann(砂の男)」という本を薦められて読んでみたのですが、これがまた薄気味悪い話で・・・・萌えました。<え
ザントマンはドイツに古くから伝わる伝説上の生き物で、妖精とか小人の類ではあるのですが、夜になってもベッドに行きたがらない子供の元へ現れると目の中に砂をかけ、血まみれになった眼球を抜き取り、三日月の中にある家へ持ち帰って自分の子供たちに与える・・・・・・という、本当は「怖いグリム童話的」な存在です。元は子供たちが大人しくベッドへ行くよう考え出された教訓的な物語なのでしょうが、不気味に仕立て上げ過ぎ。

母親から聞かされたザントマンの話に異様な恐怖心を抱くナタナエルは、或る夜父とその知人である怪しい男コッペリウスの実験室で「人間のようなもの」を目撃するという夢を見るのですが、それには眼球が無く、ポッカリと空いた眼窩が顔の中心にあるばかり。
「お前の目玉をおくれ、その綺麗な目玉を!」
とコッペリウスに迫られ、彼こそがザントマンなのだ、ザントマンは実在したのだと思い込んでしまいます。そして学生になった彼の前に、姿を現すコッポラというコッペリウスに良く似た容姿の男。
「気圧計を買わないか?それとねえ、目玉もあるんだよ、綺麗な目玉だ。」
ザントマン、眼球、人形、というキーワードが心の底に刻まれた幼少期の恐怖を呼び醒まし、彼を破滅へ導いて行くという物語です。

「ザントマンはあなたの中に存在しているのよ。彼の存在を信じる事が、彼に力を与えてしまう。」
とナタナエルを諭すクララ。彼の幻想なのか、それとも真実なのかすらあやふやでそれが不気味さに拍車をかけます。床に転がった血まみれの眼球が、自分を凝視する様を見て少年時代の恐怖を思い出し
「炎の輪、炎の輪・・・・・。回れ回れ、可愛い木偶人形!愉快じゃないか・・・・!」
とナタナエルが発狂する様なんて薄ら寒いです。

父とコッペリウスの実験は錬金術めいているし、目玉を寄こせとか身体の一部を要求すなんて真理っぽいわぁ~と、
ナタナエル→エド
コッペリウス→真理
父→ホーエンハイム
人形→アル
変換して愉しんでました。本物の人間と見紛う容姿、しかし「僕を愛しているかい?」と訊いても、ため息をつくだけの生気の無い人形に執着して破滅するなんて、人体錬成に失敗して超バッドエンドの鋼みたいじゃないかー!と勝手に妄想。
これ、エドが読んだら一気にテンション下がるだろうなぁ・・・・。
いつもに増して鬱なエドを心配するハイデに、

「お前にこの金の眼球抜き取って入れれば、本当に俺のアルになるな。」

とか不気味発言して薄ら寒い空気撒き散らしておいたらいい。
人形→エド
ナタナエル→ハイデ

でもいいなぁ。ミュンヘンエドは義肢も思うように動かないし、引き篭もりだしハイデに「可愛い木偶人形」なんて言わせるのも萌えます。<腐ってる
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テーマ:鋼の錬金術師 - ジャンル:アニメ・コミック


















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