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ノーベル文学賞作家、ギュンター・グ○ス氏の講演会に行って来ました。
氏は最近出版された、SS(ナ○スのエリート親衛隊)にいた過去を告白した自伝を第三章まで朗読されたのですが、「高慢だ」という噂とは違って、なんだか可愛いおじさまでした。<失礼。
日本人みたいにお辞儀を何度もして、司会者が最後にプレゼントを渡そうとしているのに気付かず、舞台から退場しそうになったり、ちょっととぼけているような印象。今渦中にいる人とは思えません。ノーベル賞返上しろとかポーランド名誉市民の称号剥奪とか、醜聞の後だったのでどうなる事か少しヒヤヒヤしていましたが、スキン○ッドも鉤○字も無かったのでよかったよかった(笑)

「シュピーゲル(鏡)」という週刊誌のオンライン版グーテンベルク・プロイェクト(著作権の切れた作品を読む事ができます。「青空文庫」みたいなもの。)をさ迷っていたら、また「これハイエドだよね病」が発病。薄暗い愛の焔(ポエム読了直後なので許して下さい)がメラメラしてるとね、もう、ハイエドアンテナが。
ゲーテのファウストとヴィルヘルム・マイスターの詩なので勿論男女なんですが、「Ich(I)」を「僕」にしようが「私」にしようがOKなのをいい事に、ハイエド風にして遊んでました。原詩載せましたので、元の美しさはそちらでご確認下さいませ。相変わらずアホですし、酷い文章ですが駄ブログ内での事と、ご容赦下さい<(_ _)>


「ウィルヘルム・マイスターの修行時代」から。

Mignon(ミニヨン)

Nur wer die Sehnsucht kennt,
焦がれる思いを知る者だけが、
Weiß, was ich leide!
俺の苦しみを知るのだ!
Allein und abgetrennt
Von aller Freude,
全ての歓喜より、独り切り離され、
Seh ich ans Firmament
Nach jener Seite.
遥かな蒼穹を仰ぐ。
Ach, der mich liebt und kennt,
Ist in der Weite.
ああ、俺を愛し、知る者は遠く。
Es schwindelt mir, es brennt
Mein Eingeweide.
眼が眩み、焼けるこの心の底。
Nur wer die Sehnsucht kennt,
焦がれる思いを知る者だけが、
Weiß, was ich leide!
俺の苦しみを知るのだ!

「憧れを知る者だけが」と訳した方がいいとは思うのですが、そするとエドから離れてしまうので、「焦がれる思い」にしました。本当は恋人への思いを謳ったものなのですが、錬金世界に帰れず焦燥に駆られるエドに変換できます(笑)。「俺を愛し、知る者は遠く」なんてもうアル?ウィンリィ?
↓は「ファウスト」のグレートヒェンの詩。

Meine Ruh’ ist hin,
安らぎは去り、
Mein Herz ist schwer;
心は重い Ich finde sie nimmer
もうそれを得る事は決してない。
Und nimmermehr.
もう、決して。

Wo ich ihn nicht hab’,
彼のいない場所は
Ist mir das Grab,
墓場であり、
Die ganze Welt
Ist mir vergällt.
世界の全ては損なわれる。

Mein armer Kopf
Ist mir verrückt,
僕の憐れな頭は狂い、
Mein armer Sinn
Ist mir zerstückt.
憐れな心は引き裂かれる。

Meine Ruh’ ist hin,
安らぎは去り、
Mein Herz ist schwer;
心は重い
Ich finde sie nimmer
もうそれを得る事は決してない
Und nimmermehr.
もう、決して。

Mein Busen drängt
Sich nach ihm hin,
僕の心は彼に焦がれる
Ach dürft' ich fassen
Und halten ihn,
ああ、彼をとらえて抱きしめ
Und küssen ihn,
So wie ich wollt',
望むまま、口づける事を赦されるなら
An seinen Küssen
Vergehen sollt'!
その口づけに死なねばならないとしても!

元はもっと長くて、「彼の優雅な足取り、強い瞳、あの口付け」とか延々賛美が続くのですが、ハイデっぽい所だけピックアップしてみました。帰りたがってるエドを「捕まえておきたい、赦されるなら!」っていいなぁ~。捕まえて!!<アホです
優しく穏やかにエドを見守るイメージと、残り少ない命を燃やし尽くすような熱情を持ち合わせるイメージと、ハイデ像って私には色々です(それを言ったらエドもそうですけど)。
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グ○ス氏の件は大騒ぎになってましたね・・・しかしまぁ実態はそんなお茶目なおっちゃんなのか!

「これハイエドだよね病」は私もしょっちゅう罹ってます(笑)。
「全ての歓喜より、独り切り離され、遥かな蒼穹を仰ぐ。」とか情景が目に浮かぶようです。絵にしても綺麗でしょうね。

ファウスト慌てて本棚から引っ張り出してきましたが日本語訳が古くて何とも・・・。ヒロさん訳のやつが欲しい!
グレートヒェンはファウストのこと「ハイリンヒさん」と呼んでるようですね。あ、あと一字・・・!
【2007/01/23 13:12】 URL | りく #nSQsQGO.[ 編集]
会場に冷やかしとかいるのかぁとも思っていたのですが、そんな事もなく皆静かに傾聴していましたし、最後は大きな拍手を送っていました。SSにいたといっても、当時グ○ス氏は17歳ですからね。あの時代に飲まれてしまっても、それを後から責める事はできません。

「切ない」「別れ」「死」が絡んでくると、ハイエド彷彿とされられます。
異郷の地で故郷を思い書かれた詩なんかは「エド!」って思っちゃいますね。
しかしどれも情熱的でポエミー(詩なのであたりまえですが)なので、
「よくこんな恥ずかしい事を・・・・」って思ったり(笑)<自分のブログを省みてから言え

昔の本(特に翻訳)って日本語が古くて読みにくいですよね。
ほどほどに堅苦しい文体というのは趣がありますが、度を越すとおかしいです。
「ごめんこうむる」とかあって爆笑しました。言わないし!(笑)
かといって超モダンも嫌です。
「てゆーか、お前詩書いてたの?なんかそんな感じしたんだよね~。」
「え、マジ?なんでなんで?」
っていう「車輪の下」読みたくないです。程ほどの懐古希望。
ハインリヒさん!うわーあと一文字・・・・ 惜しいです!!
そういえば「緑のハインリヒ」という本もあったような。

私が訳したら、間違いなく登場人物の名前を全て鋼に捏造します。<既に別の作品(笑)
え、それってもしかして一応同人にあたるのでしょうか?パロだから。
ファウストで鋼同人誌ってどうなんですかこれ。古。
やはりメフィストフェレスが真理で、エドは自分の魂を等価交換に知識の泉を得ようとするも、まだトリシャ母が生きていた頃の幸せなアルと自分の姿に思わず、
「時よとまれ!」(笑)
【2007/01/24 06:24】 URL | ヒロ #MabEK6sc[ 編集]














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